目が痙攣する/ピクピクする

このような症状はございませんか?

下記のような不快な症状は、ストレスの原因にもなります。症状が続く場合、繰り返される場合には、お早めに当院にご相談ください。

瞼など目のまわりがピクピクする

瞼など目のまわりがピクピクする瞼などの目のまわりの皮膚がピクピクする、震えているように感じるという症状です。

光を異常に眩しく感じる

光を異常に眩しく感じる部屋の照明程度の一般的な明るさに対して、やけに眩しく感じるという症状です。

意図しない片目の瞬きがある

意図しない片目の瞬きがある自分が意図しないにもかかわらず、片方の瞼で瞬きが生じるという症状です。

瞬きが増えた

瞬きが増えた特に空気が乾燥している、目を酷使したというわけでもないのに、瞬きの回数が増えるという症状です。

口もとがピクピクする

口もとがピクピクする

口もとの皮膚がピクピクとする症状です。

目が痙攣する/ピクピクする時に考えられる疾患

主に、以下のような疾患の可能性を考え、診察・検査を行います。

眼瞼けいれん

目が痙攣する/ピクピクする時に考えられる疾患1神経の異常によって、目のまわりを囲むように伸びる「眼輪筋」が収縮し、意図せず瞼など目の近くの皮膚が痙攣する病態です。
更年期の、特に女性に多く見られます。

症状

瞼など目のまわりの皮膚の痙攣を主な症状とします。痙攣は、片側または両側の目で起こります。
また初期には、瞬きが増える、眩しく感じるといった症状も見られます。
重症例では、目を開けるのが辛い(閉じていると楽)という症状によって、QOLが低下します。

原因

中枢神経の神経伝達異常によって瞼の神経が興奮することで、眼輪筋の収縮が引き起こされるものと考えられます。
なぜ神経伝達異常が起こるのか、根本的な原因は分かっていません。

治療法

眼輪筋の過剰な動きを抑制するためのボトックス注射を行います。
ボトックス注射の効果は、34カ月程度持続します。

顔面けいれん

目が痙攣する/ピクピクする時に考えられる疾患2顔面の片側の皮膚が意図せずピクピクと痙攣します。中高年の女性によく見られます。

症状

顔面の片側、特に目のまわり、頬、口元などで痙攣が起こります。
症状が口もとで現れる場合には、水などを飲む時に口の端からあふれる等の不都合が生じることがあります。

原因

顔面の筋肉を動かす神経が、血管によって圧迫されることで発症するものと考えられます。
脳腫瘍が原因になることもあります。

治療法

顔面筋肉の過剰な動きを抑制するためのボトックス注射を行います。
効果は、34カ月程度持続します。

眼瞼ミオキミア

目が痙攣する/ピクピクする時に考えられる疾患3瞼の一部がピクピクと痙攣します。心身のストレスが影響しているものと思われます。

症状

瞼(特に下瞼)の痙攣を主な症状とします。多くは片側で発生します。
また、痙攣は瞼の一部で起こり、瞼全体には及ばないという特徴があります。

原因

心身のストレス、目の酷使などが主な原因となります。
ビタミンB12の不足を原因として発症することもあります。

治療法

心身をしっかり休めてください。多くは、これで改善します。
目の酷使が思い当たる場合には、目を休める・小まめに休憩をとるなどの対策も必要です。
ビタミンB12の不足が原因と思われる場合には、卵、魚介類、牛レバー、牛乳などを意識的に摂取します。

 

目が痙攣する/ピクピクする時の対処法

眼瞼けいれん、顔面けいれん、眼瞼ミオキミアなどの診断を受けた場合には、それぞれの疾患に応じた治療を行います。
その他、以下のような方法であっても、目の痙攣やピクピクが改善することがあります。

目のまわりを温める

目が痙攣する/ピクピクする時の対処法1ホットアイマスク、ホットタオルなどで目のまわりを温め、血流の改善、筋肉のリラックスを図るという方法です。

休息・睡眠をしっかりとる

目が痙攣する/ピクピクする時の対処法2仕事や勉強中、小まめに休憩をとるようにしましょう。モニターを見つめるデスクワークをしている人、手元の細かな作業をする人などは、目も小まめに休ませることが大切です。
明るさを調整したり、モニターと目の距離をしっかりとったりといった環境面での対策も重要です。
また、夜はしっかりと眠りましょう。夕方以降は特に身体や目をいたわり、良質な睡眠に向けての準備をしましょう。

遅い時間のカフェイン・アルコールの摂取を控える

目が痙攣する/ピクピクする時の対処法3カフェインは、神経を興奮させる作用を持ちます。夕方以降は、できるだけ摂らないようにしましょう。
またアルコールも、夜間覚醒の原因となります。特に寝酒は控えてください。

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